2017年1月21日土曜日

色は自分を表現している

昨日は、テレビで
千と千尋の神隠しを見ながら、とても
面白い!と感じることがありました。

それはストーリーのことでなく、
登場人物の服装などの色使いです。

大変な世界に入ってしまい、ドギマギしながら行動している千尋の衣装。

白の生地に、ピンクとライム。

ピンクとライム。この二色ー補色という特別の関係、の色のメッセージは、未熟。本当に細い体に、このピンクとライムがますます、千尋のか弱さを表現しています。

しかし、靴は黄色。
あきらめないで、希望をもって一生懸命今をいきているところが、表れている。


もし、千尋が、真っ赤な衣装や、茶色の衣装だったら。全然違う印象がイメージできます。

そして、ゆばーばが、金色の大きなイヤリングに、紫のアイシャドウ。
顔の大きさとともに、いかにも権力を持った、近寄りがたい存在です。


しかし、ここで不思議に思ったのが、服の青。

赤でも良さそう。
紫でも良さそう。

なぜ、世界一人気のある、
信頼や思いやりの青?

考えた末に、私の勝手な理論は、

青にすることで、嫌われ者に仕立てることなく、

赤という大きな爪の色をきわだてて、
じわじわとその爪をもって、千尋に手をかけたり、手の動きを強調することで、

見ている私たちに、ゾクゾクと恐怖心みたいなものを、誘っているのかなあと感じました。

あくまで、私の楽しい想像の世界ですが。

身につけている色は、周りの方に自分を表現していますよね。

あなたは、どんな自分として、表現したいのでしょう?
それは、何色かしら?


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